メーカー・サークル:<
BISHOP>
原画:オギン☆バラ/水島☆多也
シナリオ:麿/酒巻雨竜/大津菜美/紺乃瑞樹/勝山龍太郎/高橋冷夢
【データ】(ネット認証なし、修正パッチなし)
・ディスクレス可
・回想71枠(咲耶14、桃香14、絵美理14、紗菜14、由麻14、ハーレム1)
・CG115枚(咲耶23、桃香23、絵美理23、紗菜23、由麻20、絵美理&由麻1、咲耶&桃香&紗菜1、咲耶&桃香&絵美理&紗菜&由麻1)
備考1:予約特典ドラマCD「もしも咲耶と主人公がラブラブな新婚だったら ~おしとやかな花嫁が初夜で乱れるラブラブ発情種付けエッチ~」
トラックは1つで約43分、BGM・効果音・BGVなし。登場ヒロインは咲耶(CV:こたつみやこ)のみ。
公式サイトにて紹介されているシチュエーションの時間配分は概ね1/3ずつ。主人公の事はあなた呼び、卑語は本編で同様にオチンポ・オマンコ。
最初から最後まであまあまいちゃらぶで超うらやまけしからん…それでいて新婚新妻初夜ですよ!たまらん!
1人のヒロインボイスに集中してたっぷり聴けるのが嬉しいですね、ひたすらイチャエロ展開でしかも長い。有難うございます!主人公を心から慕う咲耶ちゃん可愛すぎた。
備考2:ソフマップ店舗特典ドラマCD「もしも主人公が傲慢お嬢様絵美理に性欲処理道具として使われていたら……そして復讐セックスで絵美理を牝に堕としたら……」
トラックは1つで約53分、BGM・効果音・BGVなし。登場ヒロインは絵美理(CV:須天ちよこ)のみ。
主人公の事はあなた・豚執事・豚呼び、卑語は本編同様にチンポ・マンコ。主人公が無駄撃ち精子とか哀れみの言葉で責められるのが大体37分(でも愛情ナシの性欲処理かつ女性上位でゴム有りとはいえ挿入して射精を許してくれるあたり意外と優し…くはないか。)、以降は主人公が押し倒す復讐のターン。
絵美理に屈服おねだりさせたくなる感情をたっぷりと貯めに貯めての展開が良かった、ドラマCDでこの収録時間はかなり珍しい。
【良かった点】
①エロ
尺は十分な長さ、卑語は咲耶(オチンポ・オマンコ)桃香(オチンチン・オマンコ)絵美理(チンポ・マンコ)紗菜(まんこ・ちんぽ→同カタカナver)由麻(オチンポ・オマンコ)等※()内は主に使われるワード
ゲーム開始時点で奴隷である由麻は初シーンからバンバン卑語を口にするが、他ヒロインも序盤から主人公が言わせたりするので中盤以降はかなり増える、いつもながら安定感がありますね。
蕩け顔とアへ顔の線引きは個人によりまちまちな所がありますが、最近の作品の中ではアへ顔レベルは高かった様に思う、(再調教シーンが無いので多くの過去作品と前提条件が異なりますが)水島さんはやはり上手い。
オギン☆バラさんの原画を担当された作品は恐らく初めてなので判断しかねる部分がありますが、アへ顔に属すると言える描写(管理人基準でキツくはない)かなと。
CG差分は殆どが10枚~20枚くらい、上下にいくつかは例外あり。アナルモザイクなし、BGVあり(喘ぎ声&ちゅぱ音)。奴隷宣言後の台詞にハートマークが含まれるのが良い感じ。
〇発情3ステップ調教「恥辱調教」→「扇情調教」→「本番発情調教」と3シーン(使われるCG枚数は全ヒロイン・ステップ共通で1・1・2の合計4枚)を連続させる事で1日かけた調教を演出。
各ヒロイン3回用意されておりここでヒロインの調教を一気に進行させる、というゲーム的な分かりやすさがありましたし、3ステップ調教3種類としてみても、個々のシーン9つとみてもヒロインの変化が確実に現れていた。
各ヒロイン12枚×5ヒロイン=60枚と
全CGのうち約半分が割り当てられているので、この部分をどう感じるかは感想に大きく影響するだろう。
名実ともに本作品のメインイベント。名前の通り、1・2番目は焦らしたり開発したりするものに限り、挿入を伴うプレイは3番目の本番発情調教のみとなる。
ここで個人的に注目したいのは、「
フェラ・パイズリ・69・手や足コキ等の奉仕系シーンが3連戦の1番目に限らず2番目・3番目のシーン(3番目はCG2枚なので前半に該当)
でも使われていた」こと。
通常であれば1シーンでCGを複数枚使用していたり・繋がりのあるシーンが連続するパターンの場合、最初に表示されるCG(連続したシーンであればトップバッター)に配置される事が殆どで真ん中や最後の方に配置される事は少ない。例外はお掃除フェラ(カットインのみを含む)くらいか。
やはり射精にまでは導かない(精液は膣内に欲しいとかそういう展開ありますよね)あくまでも前戯としてなら兎も角、キッチリ射精させ1シーンとして完結させた上で初手以外のタイミングに自然な感じでもってくるのは難しいのだろう。
それは理解できるし、経験則で初手にフェラを代表とした奉仕系シーンが無ければ以降の連続したシーンでは99%無いと判断していたりもするのでこれは嬉しかった。
内訳は以下の通り。
咲耶:初手1回、2番目1回。
桃香:初手1回、2番目1回、3番目1回。
絵美理:初手1回、2番目1回。
紗菜:初手1回、2番目1回。
由麻:2番目2回。
3ステップ調教内のパイズリや69も除いた<フェラのみ>に限るなら咲耶2、桃香1、絵美理1、紗菜と由麻は0ではあるが、それでも中々見れないパターンである事に変わりはない。
○BGV鑑賞室全ヒロイン1つずつの同時再生(いつでも個々にボリューム調整、項目変更及び停止が出来る)が可能、シーン鑑賞の開始またはタイトル画面に戻るか停止ボタンを押さない限りは(=BGM・立ち絵・CG鑑賞中は)再生が継続されます。勿論ループするのでエンドレス。
CGや立ち絵を眺めつつお好みのBGVを再生するもよし、その場に居ないはずのヒロインのBGVを再生して複数プレイしている気分になるもよしです。
咲耶:131種類
桃香:131種類
絵美理:136種類
紗菜:117種類
由麻:137種類
吐息、破瓜、よがり、舐め、咥え口淫、性交等々、ヒロインによって項目は異なりますが(手動なので多少のカウントミスはあるとしても)これだけのBGVを揃えているのは圧巻である。
どこまで台本が用意(または状況指定)がされているのかは分かりませんが、声優さんの演技という意味でも凄い。購入された方は是非聴いて欲しいなあ。
パターンを考えるのも(全部使う訳ではないとしても)、それらを挿入するタイミングを考えるのも本当に大変だと思う。
この機能が実装されてから毎回聴くのが本当に楽しみで仕方がない、アンケートにも書きますが可能であれば今後もずっと継続を希望します。
〇各ヒロインと好みのHシーンについて咲耶:美人で可愛くて優等生で人当たりも良くて…こんな娘と婚約者とか羨望と嫉妬の対象は間違いない。それだけに主人公が本性現した後の静かな冷たさのギャップが印象的。
抵抗しつつも羞恥に震えたり、察しが良い彼女なのでついつい意地悪な責めを施す主人公の気持ちはちょっと分かる、だって可愛いもん。境遇は似た所があっても考え方が全く異なる主人公とやり取りする中での変化の様子が良かった。
新妻シチュ大好きなのでENDのウエディングH!…と言いたい所なのですが、3ステップ調教#1と#3のフェラシーンに票を投じたい。
個人的に大好きなシチュエーションですし、強制されているのはどちらも同じですが序盤とクライマックス付近ということで抱いている嫌悪感の違いというか対比が刺さる。良い…。
桃香:主人公の事を厄介者扱いする身内達の中で唯一「兄」として見て接してくれる優しくて気配りの出来る良い娘。友人が多いのも納得というか母乳属性なのもピッタリというか。
この娘の初Hシーンとその後の「(妹だって、大事だって思ってくれてるって言ったよね?)なのにどうしてこんなひどいことっ…」は凌辱ゲームだけどごめんって思った。
そんな彼女が感じた快感と相手が兄という事に思い悩み奴隷宣言をして…事が家族内に発覚した後の経緯込みで幸せそうなエピローグに1票入れたい。
全ヒロイン中で唯一のボテ腹Hが禁忌をより感じさせてくれる。お幸せに。
絵美理:皆から反感を持たれるのすら承知の上で行動しかつツッコミ所を作らせないポテンシャルの持ち主でもあり名実共に学園の支配者。
それは犯されても変わらず(快楽に段々溺れていても)油断は厳禁、彼女に負けた未来があったら生涯奴隷扱いされるだろうなーと思います。ぶるぶる。
「気の強いヒロインはアナルが弱い」というのがエロゲ(凌辱系は特に)のお約束。この娘も例に漏れずアナル責めがあるのだが、ここはやはり完堕ち後のそれまでとのギャップが可愛い「アナルプラグを挿入しながらちんちんの体勢でフェラ」かな。
フェラシーンはもう1つあって、その時はオムツ着用とはいえ浣腸に耐え切れず排泄してしまうという屈辱(トラウマ)を味わっている。ボイスや台詞を含めたその対比という意味でも、一心不乱に奉仕し続ける絵美理の変貌ぶりが良かった。
紗菜:先生を慕って信じる姿と犯した後のあまりの怯えっぷり(と隙がある感じ)に何だかいけない事をしている気分になりました…純真無垢とはこのこと。
卑語もイメージ的に合いそうなまんこ・ちんぽというひらがな系だったのですが、完全陥落後のHシーンおよびエピローグではマンコ・チンポのカタカナ系にクラスチェンジしているんですよね。
性知識の無さやピュアな部分を沢山持っている彼女に卑語を上手く絡めて奴隷としての変貌を表現していたなあと。元気であどけない感じのボイスも良かったと思います。
そういう意味で、嗜好的にフェラシーンを挙げたい所ではありますが主人公と同じで達成感を感じた「M字開脚くぱぁでオススメ&おねだりしてくる」エピローグに1票。
由麻:ご主人様の為なら身を捧げるというかそれが至上の喜びという忠誠心MAXな(あえてそう言いますが)奴隷ちゃん。(他の娘は奴隷宣言後ですが、彼女だけは初期からハートマークが台詞に含まれます)
(勿論相応の理由がある)主人公の一挙手一投足に心が揺れ動いてしまい常に「常に理想の奴隷であり続けなければ、必要でなくなれば、捨てられてしまうかもしれない」と心のどこかで考えてしまう娘なので、シーンタイトルも「楽しんでもらえるなら」とか「もっと罰して下さい」とか「どうか捨てないで…」他ヒロインとは雰囲気が異なるものになっている。凌辱モノだけどどこか純愛ちっく。
3ステップ調教#3シーン目フェラチオ特訓の成果をチンポで確かめて欲しいとお願いするシックスナイン、お掃除フェラ→射精→もう1回お掃除フェラ(その後もう一回セックスする)が1シーンまるまる(しかも使用3枚中2枚目)使われているという珍しさと幸せそうなENDエッチが特に好き。
②その他
3ステップ調教の各1・2回目、およびエピローグに該当するHシーン以外は全てCG2枚が使われていますし、(初H※由麻は除く、3ステップ調教の各3回目および完堕ちシーンではCG3枚)
必ず全シーン射精を伴う訳ではないが、精液を代表とした液体が衣服や下着にちゃんと染みる、直前のシーンで顔や髪の毛等に付着した精液は以降のシーンでもそのまま描かれる(今回が初めてのことではない)この2点を備えた液体引継ぎ描写との相性は抜群。
特典ドラマCDのジャケット絵にもそれがキッチリと採用されています。
個人的なお気に入りとしては、「
快楽を感じている時の舌出し」と「
勃起乳首差分」ですね。
前者はアへ顔とセットで良く見かける描写ですが、(舌が動きそう・柔らかそうという意味で)やはりBISHOPさん(水島さん)の長年の経験を感じます、気持ち良さそうなヒロインの表情と合わさる(軽く開かれた口内の唾液・よだれがあれば尚良し)と破壊力抜群。
後者はシーン開始時から服の上でも分かるくらい勃起していたり、乳首を責められて伸びたり反応したり、乳首以外の部分を責められて感じて勃起してしまったりと色々なパターンがある。此方もエロいしあると嬉しい演出の1つだ。
服の上からでも乳首が勃起していると分かる発情立ち絵も良かった。
熱気・吐息表現や陰毛表現や射精カウントダウンといったものは個別ON/OFF切り替え可能、カットインの場所もヒロインの顔周辺は避けるなど考えられている。
エロを感じるポイントは人によって異なるでしょうが、抜きゲーにカテゴライズされる作品でもけして標準搭載とは言えない演出があるのは拘りでしょう。主人公の顔が殆ど映らないのも私にとってはプラス。
【気になった点】
①エロ
システム面(堕ち後に調教前と同じCGを使った再調教イベント無し、3ステップ調教と同様に3シーンを連続させる発情イベント3種類)で同じ点の多い前作「修羅の痴 漢 道」は回想77(CG115枚)。
最初に言っておきたいのが、(微減傾向はあるが)本作品はCG枚数は(重複カウント無しで)同じ115枚、回想数は71、加えてCG差分は殆どが10枚以上とフルプライス作品という枠組みの中でもボリューミーであるということ。
必ずしもそれらの数が多い=エロいという図式とはならないものの、いずれか1項目でも上回るフルプライス&抜きゲーは年間通しても少ないはずだ。
ただ、BISHOP作品を長年プレイし続けている身としても個人的な趣味としても堕ち後のHシーンが大好きでなので1・2シーン欲しかった。
凌辱系作品であってもアへ顔や激しい台詞はやはり堕ち後じゃないと中々挿入し辛いので…そういう意味で幅広い層に向けた抜きゲーという見方も出来る。
明確にヒロインを「奴隷」にしてやろうという主人公の支配者思考であるが故に、(開幕時点で奴隷である由麻は特殊だが)
堕ち後のヒロイン同士の会話や発情立ち絵も良かったので、その後をもっと見てみたかったという気持ちが無いとは言えない。
Hシーンの内訳は初H、完全陥落1、エピローグ1、3ステップ調教×3種類=9、それ以外が2つ。
つまり前作からは各ヒロイン「それ以外」に該当する1シーン+モブ娘女子大生のシーンが1つ減じた事になる。同システムを続けるならば「それ以外」のシーンが減るのは避けて欲しい所だ。
ただ、逆に奴隷堕ちさせるまでシーンが多い方が良いユーザーにとっては利点となるのがエロゲの難しい所。
再調教イベントを復活させるか、館・学園3・姫奴隷みたいにメインのキャラ数を絞った上で現状に堕ち後のHシーンを+するか、3ステップ調教を完堕ちの決め手の1回に限定しその分を日常調教に配分するか、
HCGを基本的に2枚・一部は3枚を惜しげもなく使うのはBISHOPさんの強みの1つではあるが、1シーンに使うHCGを1~2枚にして代わりにシーン数を増やしてみる…etc。
方法は色々とあるだろうけど、既に基準を大幅に上回っているモノの上限を増やすのは(それは最高の結果だけど)そう簡単に出来る事じゃないし、ユーザー側が言える事ではない。採算度外視で個人の為に作ってる訳じゃないからね。
注ぎ込めるリソースが有限である以上は、何かを得るには何かを諦める必要がある。それはシーン数であっても採用するシチュエーションであっても、他の何であっても変わらない。
口の周辺はちょうど吐息演出(演出自体のカットは可能)と被る場所という事も多少ありますが、フェラチオでヒロインが咥えこんだ時の男性器と唇の境目(モザイク)は過去作品と比べて少しぼんやりとしていた印象。もっとはっきりくっきりしていると嬉しい。
それ以外だと、主人公と出会った当初~調教中の由麻ちゃんはちょっと見てみたかった。オムツ着用の上で、ですが排泄シーン(大)も1つあります。
【まとめ】
キャラクターはかなり個性的でHシーンにも効果的に盛り込まれており、主人公も容赦なく(痛めつけるという意味ではない)好感触。
やはり奴隷にしてやるっていう主人公側のエロに貪欲な強い感情と、堕とした娘への愛と、ヒロインの段階的な変化のバランスは重要なのだ。
ヒロイン中1人は初出演(BISHOP作品にという意味)の声優さんが担当するのが最近の傾向ではあったが、そういう意味でも本作品は特徴的だ。
作品内容と諸々の対応への信頼、限られた中での試行錯誤と挑戦し続ける姿勢が好きなので余程の事が無い限りは今後も継続して買うつもりです。