気がつけば複数買い。

メーカー：＜ミンク＞
原画：ティータ.J
シナリオ：La.

【データ】（ネット認証なし、修正パッチなし）
・ディスクレス可
・回想４３枠（オープニング４、あかね１２、さゆみ７、珠乃４、あかね＆さゆみ５、その他・日常１１）
・ＣＧ１４４枚（あかね３８、さゆみ３１、珠乃６、あかね＆さゆみ１１、あかね＆さゆみ＆珠乃１背景５７）※差分含まず

【書きなぐり】◎＞○＞△＞×
ＣＧ：○（特に不満なし）　
ＣＶ：○（お三方とも好きです）
シチュ：○（もう少しパンチがあっても良かったかな）
テキスト：○（特に不満なし）


【良かった点】
①エロス
尺は短め、卑語はおまんこ等だけど登場回数はかなり少ない。
アへ顔は当然なし、ＣＧ差分はばらつきが大きいので差分含めた総枚数が７６９枚ということで省略。

エッチな指令を達成するために、お姉ちゃん（orさゆみ）とエッチな練習をする。
ノリノリじゃないけど、協力はしてくれるあかね、割とノリノリで付き合ってくれるさゆみの差別化は出来ていたんじゃないかな。
黒幕は中盤あたりで予想がついてしまうから、ドキドキ感は薄れちゃうけど、その分ニヤニヤしながら見守れます。
練習部分がある意味では調教なので、段々レベルアップしていく様は楽しかったです。
同じ選択肢でも何度も選ぶことで新たな情報が得られたりしますしね。

②ヒロイン
あかねもさゆみもママンも可愛かったですね。
ただ、ゲーム部分も加味するとさゆみに軍配が上がるかな、この娘殆どの事を抵抗なく受け入れてくれるから。
練習が殆ど必要ないってよほど相性イイんだろうなあ。好きになった。


【気になった点】
①エロス
○卑語関係
当ブログ御馴染みの項目。
薄々予想はしていましたが、このブログ的には重要事項なのです。

○ボリューム
回想枠は全部で４３枠だが、そのうちＨ系のイベントの数は１６枠（厳密にセックスを伴うものに限定すれば１１枠）。
じゃあ残りは何かといえば、学校での生活や会話などの日常イベント・あかね＆さゆみのエンディングである。
このゲームの「メイン」は指令をこなしていく為のＨな練習にあると管理人は思う。
要はそれが回想モードでは一切見れないんだよね。（成功に色んなパターンがあるから難しかったかもしれないけど、独立したモードでも無理だったかなあ）
そしてその指令の数も７と少なめ、「絶対コレばれちゃうよ」みたいなはらハラドキドキ感じは薄め。
まあガン見されそうなシチュだったらだったで、別のツッコミがきそうではあるが。

○Ｈな練習
攻略に有益な情報を取得するとメッセージが出るのは良いのですが、正解が一つじゃない（場所・時間・相手の組み合わせなど）ので実は目指すプレイには必要性が薄い情報だったりする。
初見でこの正解の組み合わせを探していくのは、普段慣れていないと難易度が高いと感じた。
選択肢が表示される回数は、管理人の作成したチャート（一部わざと遠回りしているけど、最短に近いはず）の場合約４８０回である。
重ねて言うが、これは成功する条件が判った上で組みあげた選択肢空振りや必要以上の練習や相談をカットした場合の数だ。
手探りの初回プレイだと１０００回の壁突破する人が居てもなんら不思議じゃない、苦手な人はかなりキツイだろう。
さらに、攻略に日数を費やすと強制的にママンＥＮＤになるカウントダウン（Ｈ３回でアウト）つきが厳しい。
初回プレイでママンＥＮＤにいった人多かったんじゃないかなあ。（管理人はそうでした）
達成率グラフが表示されて、練習でも相談でもいいからポイントを積み重ねていき、１００になったらどんなシチュでも絶対成功！ってくらいの感じの方が良かったのかもしれません。
パラメーターが一切ないのは流石に慣れていてもキツイものがありました。
ただし「さゆみ」の場合、達成条件がとっても緩く設定されているのは優しさに違いない。
また、フォローしておくと全てのイベントを見ればＣＧは見ていない差分も全て見たことになり達成率１００％になる救済措置あり。

○陸守七郎太
立ち絵（見た目）、発言、行動（ヒロインを狙ってる）をみるに登場させる必要性が余り・・・。
このメガネ君がヒロインを寝取る展開があったのなら仕込みとも思えるが、そういうのは一切ないし。
更に先に述べた、回想モードでの日常イベントのサムネイル画像はこのメガネ君なのだ。
・・・管理人の回想モードを開く意欲が減退してしまっても許して欲しい。
スタッフさんが好きなのか判らないけど、男しかもモブに近いサブとは思えない扱いである。
エロゲなんだから女の子を出して頂きたい。


【まとめ】
単純な難易度なら中程度。系列ブランドから発売された「机乙女」の方が数段エグい構成だった。
ただ、それもメーカーさんの配慮（回想コンプリート→ＣＧも差分含めて１００％に）あってのこと。
もし差分を自力で１００％にしなければいけない仕様の場合は同程度にはなるかなあ。
調教ＳＬＧに代表される、（言葉は適切ではないかもしれないが）ある種の作業が必要なゲームは、楽しさが作業感を上回れるかが大きく評価に影響すると思う。
そういう視点では正直もう少し頑張って欲しかった。
ただ、こういう系統のゲームは存在自体が貴重ではある。と同時に今の時代は中々受け入れられ難いのかなーとも思う。
キャラは可愛かったのでちょっと勿体なかったなーというのが正直な感想になりますね。


総合評価：４点
【内訳】
基本点：４点
卑語関係：－１点
選択肢表示回数：－１点
メガネ君：－１点
救済措置：＋１点
ヒロイン：＋１点
ジャンル補正：＋１点