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ヒマワリと恋の記憶 感想

メーカー:<MORE
原画:南浜よりこ、作
シナリオ:小西翼、菅野鵜坂

【データ】(ネット認証なし、修正パッチあり)※CGが埋まらなかったりするので必ず適用しましょう
・ディスクレス可
・回想14枠(亜依4、茜4、カナ3、汐里3)
・CG95枚(亜依24、茜26、カナ16、汐里17、SD絵12)※差分含まず

備考:CG内訳について。
公式さんがキャラ順番に並べている(キャラ別のタブがある訳ではない)のでそれに準じました。
なので複数ヒロインが映っていたりするものも、該当ヒロインのものとして数えています。
ただし、2枚ほど例外があり、それは茜のものとしてカウントしました。
【書きなぐり】◎>○>△>×
CG:○(安定感抜群という訳ではないが、良好) 
CV:○(ヒロインに良くあった声・演技だったと思います)
シチュ:○(制服H完備)
テキスト:○(誤字以外は特に不満なし)


【良かった点】
①エロス
尺は十分、卑語は修正音云々の前に皆無。
アへ顔は当然ゼロ、CG差分は6~8枚前後、アナルモザイクはなし。
単純にこの手のジャンルとしてはエロいのだが、特筆すべきは全シーンで基本CGを複数枚使用であること。
ヒロインごとの内訳。
亜衣:Hシーン4枠、各3枚使用
茜:Hシーン4枠、3枚使用が3シーン、4枚使用が1シーン
カナ:Hシーン3枠、2枚使用が1シーン、3枚使用が2シーン
汐里:Hシーン3枠、各3枚使用
「契約彼女」でも全Hシーンで基本CG複数枚使用だったので、MORE系列ではこれが当たり前なのかもしれない。
また、愛撫・フェラ・パイズリ等の前戯系を経てからの挿入という基本的な流れがとても丁寧に感じました。
いや、最初から本番でもそれはそれで良いんだろうけど統一感がありましたね。

そうそう、珍しい構図のCGとして「最初に表示された時ヒロインの顔が全く見えない(後ろからのアングル)」というものが2枚ありました。
一つは公式のサンプルにある亜衣のCG、もう一つは茜(シチュエーションはフェラ)。
管理人も今迄それなりの本数をプレイしてきたけど、かなり珍しいんじゃないかな。
特に茜のCGに関しては新鮮でしたね、途中でアングル変わるのかと思いましたもん。
勿論表情等はカットインで表示されるのでご安心を。


②茜とシナリオ
茜はこの物語に対しての感想に大きく影響するヒロイン。
言ってしまえば、本当に普通の女の子、同級生に1人は居るんじゃないかなって思える子。
抱いていたイメージとは違う一面を見せたり見られたりしつつ仲良くなっていく過程がとっても丁寧で、亜衣との恋愛を応援している場面なのにちょっと涙目だったりと立ち絵上でもちょっとずつ変化を見せる。
個別に入ってからも「お互いの名前を呼び合う」「初デートで舞い上がって失敗」「いよいよ初H!?と勘違い」「雑誌を参考に」といった「あったなあ、そんな頃」と思える様なイベントが盛り込まれているし、橘まおさんの演技も光る。
やっぱり好きなんだなーと改めて思う・・・想いを抑えつつ接する時、また想いを爆発させた時の演技が素敵。
人によってはそういうイベントが黒歴史になっているかもしれないけれど、思い出は思い出。(自分に言い聞かせながらw

話が前後したが、個別に入るまでは1日や2日刻みで時計が進んで行くので、物語全体でみても序盤だけでもそれなりの割合を占める。
そこではSD絵もたっぷり使って(個別ルートで使われる枚数より多い)各ヒロインの魅力を高めていました。
全体としてユーザーが茜を好きになれる様にという製作者の思いが伝わって来るほどに、茜関連のイベントは多い。
学生さんよりは社会人としてそこそこ年数を過ごしてきた方だとくるものが大きい様な気はします。
あの頃には戻れないという現実と、あの頃に戻れたらという願望の良いバランス感覚の持てる年齢というか。
この作品のテーマである「また、君に恋をする」というワードが何処で出てくるのかに注目してみると良いかもしれませんね。

③その他
pure moreブランドから発売されている「契約彼女」をプレイしていると少しだけお得。
といっても別にHシーンが増えるとかそういうのではなく、関連したワードが登場する。
・「契約彼女」の主題歌を担当された方は夢乃ゆきさん→茜が好きな歌手の名前が夢見ゆきさん。
・「契約彼女」の主題歌の歌詞の一部をカナが歌う。
・カナが好きなドラマのタイトルがズバリそのまま「契約彼女」。
・そのカナちゃんのCVを担当された貴坂理緒さんは、「契約彼女」のヒロイン遊橋玲香のCVも担当されている。
などなど、知っているとちょっと嬉しいオマケ要素ですね。
事前にCVが同じであることは知っていましたけど、本当に同じ人?という台詞も、ああやっぱりそうだなあ。という台詞もあったんですよね。声優さんって凄いと思います。

全く関係有りませんけど、汐里の好物の名前「ボッキッキー」を見て「ボッキンボッキンスティックチョコレート」をふと思い出しました。
何となく語感が似ていませんか?w
有名なのでご存知の方が多いと思いますが、そのチョコレートが出てきた作品は「色に出でにけり わが恋は」です。


【気になった点】
①エロス
ひたすら優君のという言葉が踊るので、卑語が皆無。
ゲームのジャンルを問わず、このブログ御馴染みの項目ですね。
多分ブランドとして明確に分けてるんだと思う、そういうのは<pure more>ブランドとして発売するみたいに。
また、優という名前がちょくちょく出てくるので、気になる方も居られるかもしれませんね。

②CV
といってもヒロイン(女性声優さん)ではない。
サブキャラである男性陣、いやこの際ズバリ言った方が良い坂本先生だ。
演じてくれた方には大変申し訳無いが、スルーは出来なかった。

③シナリオ
この作品のヒロイン間には明確な差が設けられている。
なぜなら、この作品はトゥルーが用意されている真ヒロインである「茜」の為のゲームと言えるからだ。(重要ヒロインとしてなら亜衣も含まれる)
それは個別ルートの長さにも現れている。
<エンディング直前、用意されている場合はエンドロール直後のシーン、のセーブデータの日付>
亜衣は9月21日
茜は9月20日
カナは8月29日
汐里は8月26日
その差約1ヶ月、1年や2年を対象とした物語ならば誤差の範囲内だが、このゲームの開始日は6月2日、約4ヶ月+αの物語での1ヶ月は大きい。
さらにED曲である「First Love」が流れるのは「亜衣」「茜」及び「トゥルー」ルートのみ。(カナ・汐里は挿入曲「初めての恋」のノンボーカルver)
ただし、Hシーン及びCGに関してはそこまで差は設けられていないことだけは絶対に触れておかねばなるまい。
亜衣:Hシーン4枠、HCG12枚
茜:Hシーン4枠、HCG13枚
カナ:Hシーン3枠、HCG8枚
汐里:Hシーン3枠、HCG9枚
丁度1シーン分(3~4枚)の差しかないので、Hシーンに関しては全ヒロインほぼ平等と言える。

さて、この物語はぶっちゃけてしまえば「天使が、自らの身勝手で茜を振った主人公を精神世界に連れ込み、違う選択をした場合の未来を見せて愛を問う物語」である。
主人公は勿論、現実世界つまり茜と過ごした未来に戻る(但し、茜を自らの身勝手で振った後に戻るだけなので関係を再構築出来る保証はない)のだが、その部分で主人公にどういう感情を抱くか、また、それまでに見てきた他のヒロイン達の物語をどういう視点で見るか。ここが最終的な評価の分かれ目。
勿論各ヒロインの個別ENDは汐里も含めて人間的に前進したり、単純に幸せな日々を送るものだ。だがそれだけにという思いもどこかで抱いてしまうかもしれない。
我々が普段やっているエロゲの様に同じ世界を過ごしてルート分岐した別世界(個別ルート)と、特定ヒロインを追いかけた先が別世界であるのとでは意味合いが異なってくるからね。
茜ルートに入ると「ようやく本当の選択肢を選んだんだ・・・」という台詞が出てくるので、他ヒロインの方が茜より好みのユーザーだとそこでどう感じるか。

ヒロイン達について
亜衣・・・は全ての事情を知った上で天使が送り込んだので折り合いをつけた
汐里・・・は元々精神世界でもイレギュラーな存在なので、途中で主人公の精神世界から消えて元の世界に戻る。
ここで言う元の世界は、主人公の現実世界とはまた別の世界のはず。

カナ・・・は現実世界でも居たと思うのだが根拠に乏しい。
汐里と違い物語上で存在が消えたりした描写は無かったし、トゥルーで茜と再会後「カナちゃんや皆とやった勉強会を思い出す」という台詞もあるけれど確実とは言い難い。

以上のことから、好みのヒロイン次第でかなり感想の内容が異なってくるであろう。
また、天使が管理人が余り好きになれなかった坂本先生である為、こういうタイプのお話で結構重要な「心地よく踊らされている感」は薄めであった。
下世話かつ素人の管理人は、この感想を書いていて天使が可愛いサブヒロインだったらどうだろう?とちょっと妄想してみたりもしました・・・ほら、天使という言葉に抱くイメージってあるじゃないですか。

④その他
誤字・脱字に触れることは殆どない(管理人の感想記事にも多々有る為)のだが、流石にちょっと数が多い。
Aという台詞、直後のBという台詞でAのボイスがBでも流れたり、テキストと台詞の相違だったり、といったケースもある。
この点に関しては、パッチ対応されるとの事なので、公開後のプレイであれば気にする必要は無し。


【まとめ】
良くも悪くも色んな意味で茜に注力している作品なので、全ヒロイン中で茜を一番好きになれるかどうかが、評価の大きな分水嶺だと思う。
茜は大好きになれたヒロインだからトゥルーはくるものがありました、その点に関しては満足です。
また、特にロックはかかってなさそうですけど、これからプレイされる方、茜は最後に廻した方がトゥルーでの破壊力が上がります。
「契約彼女」に続いてちょっとトリッキーなシナリオでしたが、単純な学園恋愛モノや抜きゲーとはちょっと違う、というブランドカラーにするのかな?「少女アクティビティ」にも注目です。
褒めるべき点も、気になった点も多々あるゲームでしたね。


総合評価:6点
【内訳】
基本点:4点
卑語皆無:-1点(このブログ的には引かざるをえない)
坂本先生:-1点(ボイス、重要キャラであるが故の登場頻度)
Hシーンの丁寧さ:+1点
茜:+2点(トゥルー含めて)
仲良くなる過程、個別での丁寧さ:+1点

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